スナップ撮影の様々な視点に合わせるフィルター
https://www.youtube.com/watch?v=fsNjf1mLorU
フィルターの使い方や選び方など、プロ並みの写真が撮れるコツを教えるゾ。
https://www.youtube.com/watch?v=fsNjf1mLorU
カメラのフィルターの種類は大きく分けて2つあります。ひとつは、レンズをキズや水滴、埃や汚れなどから守る保護フィルター。もうひとつは、写真に特殊な効果を与え、表現をより豊かにする効果フィルターです。フィルターの種類によって、機能や効果が異なり、使うシーンや用途も変わってきます。
カメラのフィルターの形は、一般的な「丸型(CIRCLE)フィルター」と四角い「角型(SQUARE)フィルター」があります。
丸型フィルターは、一般的なタイプで直接レンズに取り付けて使用します。またレンズの口径に応じたフィルターサイズを選んで使用します。
マルミの角型(SQUARE)フィルターは、レンズの前面にマグネットホルダーを取り付けて使用します。朝焼けや夕焼けなどで、同一構図内に明暗差のある場合は、グラデーションNDフィルターを使用すると、明暗差を埋めて露出を平均化できるので、ワンランク上の表現ができます。
カメラのフィルターのサイズ(フィルター径)は、レンズキャップの裏側かレンズ前面や周囲にある記述で確認することができます。フィルターサイズは、●●mmやΦ●●等と記載されています。また、製品外箱の右上にフィルターサイズが記載されていますので、ご自身のレンズサイズに合ったフィルターをお選びください。
フィルターのねじ側を下にして、レンズの前面周囲にあるねじ溝とフィルターのねじ山を平行にしてゆっくり合わせてください。そしてフィルターを、正面から見て時計回りに回して装着します。
フィルター枠は円形のアルミでできています。そのため、外そうとして横方向に大きな力を加えると、一時的に枠が歪んで外れにくくなる場合があります。
下記動画に対処方法をまとめましたので、参考にしてください。
埃やゴミは、ブロアーで吹き飛ばしたり、息を吹きかけ曇らせた後、クリーニングペーパー・クロスなどで中心から外側へ円を描くように拭きあげてください。
EXUS LENS CREANING SPRAYは、高性能なレンズ・フィルタークリーナーです。
同梱の専用マイクロファイバークリーニングクロスとセットでお使いいただくと、繊細でデリケートなレンズやフィルターの表面に傷を付けることなく、効果的に指紋などの汚れを落とすことができます。また、カメラの液晶画面の清掃にもお使いいただけます。内容量は30mlのスプレイポンプタイプです。
レンズやレンズフィルターのお手入れには、上記の他に、ブロワーや、刷毛などがあると大変便利です。
汚れがひどい場合は、EXUSレンズクリーナーなどのクリーニング液とクリーニングクロス・ペーパーなどをご使用ください。
研磨剤入りのレンズクリーナーを使用するとコーティングが剥がれてしまう恐れがあるので使わないでください。
フィルターを清掃をする場合、水や洗剤は使用しないでください。水に溶けているミネラル分がシミになることがあります。
フィルターを使用しない時は、埃の付着やキズを防ぐために、フィルターケースに収納してください。
カメラ内に取り込む光の量を調整する機構です。レンズの中に組み込まれています。瞳のように穴を大きくしたり小さくしたりすることで光の量を調整します。絞りが通す光の量は、F値(F1.4やF5.6 など)という単位で調整されます。F値が大きければ大きいほど穴は小さくなって、カメラに取り込まれる光の量は小さくなります。反対にF値が小さいほど穴は大きくなって、取り込まれる光の量も多くなります。
イメージセンサーに、決められた時間だけ光を当てるために開け閉めする幕をシャッター幕といいます。イメージセンサーの直前に組み込まれています。シャッタースピードとは、このシャッター幕が開いている時間のことで、秒を単位とします。速くしたり遅くしたりすることで、絞りと同じようにイメージセンサーにあたる光の量を調節することができます。速いシャッタースピードでは被写体の動きを止めて写すことができますし、反対に遅い場合ではシャッターの開いている時間分の被写体の動きやカメラのブレが写ります。
太陽光・電球・蛍光灯などの光源や日陰・曇天など撮影条件の違いの影響を受け写真の色味は変わってしまいます。見たままの色味で写真表現が行えるよう色調補正をする機能がホワイトバランス(WB)です。通常はオート(AUTO)に設定しておけば問題ありません。
撮影状況に合わせて【太陽光】【蛍光灯】【曇天】【電球】【蛍光灯】などのWBモードを選択してみましょう。また、ご自分の撮影イメージに応じて自由に調整しても構いません。WBの設定をいろいろ調整してどんな色味になるか試してみましょう。
ピントを合わせたときのレンズ(光学系の主点)からイメージセンサーまでの距離を言います。単焦点レンズでは35mm、80mmなど、ズームレンズでは35-150mmのように数値で表します。焦点距離が長いと画角(写せる範囲)が狭くなり遠くの物を大きく写せ、短いほどより広い範囲が写せます。
一般的に、人間の目に近い画角の焦点距離は、フルサイズで50㎜、APS-Cでは35㎜、マイクロフォーサーズでは25㎜と言われています。
露出とは、イメージセンサーに光を当てることを指し、絞りやシャッタースピードでその量・時間を適正に調整することで適正な明るさの写真になります。見たままの明るさで写せている状態を「適正露出」、また、意図的に露出を少しだけオーバーにしたり、アンダーに調整することを露出補正といいます。白いものを白く写すためには露出を+側に補正し、黒いものを黒く写すためには-側に補正します。
ご自身で設定した絞り値(F値)に連動して、適正露出が得られるようシャッタースピードが自動で設定される(オート)モードの事を言います。絞り値が小さいほどピントの合う範囲(被写界深度)が浅くなり、前景や背景をぼかした写真が撮れます。逆に絞り値を大きくするほどピントの合う範囲が広くなり、全体にピントの合ったシャープな印象の写真が撮れます。ただし、あまり絞り過ぎると光の回折現象による「小絞りボケ」が起き、解像度が低下する場合があります。風景写真には一般にF8~F11が最も使いやすいです。
ご自身で設定したシャッタースピードに連動して、適正露出が得られるよう絞り値が自動で設定される(オート)モードの事を言います。速いシャッタースピードに設定すれば動きの速い被写体も止めて写すことができます。逆に遅いシャッタースピードに設定すれば意図的に被写体をぶらして写すことができます。
適正露出となるようなシャッタースピードと絞り値の組み合わせ(プログラム)の中から、その時に応じた最も使いやすい組み合わせをカメラが自動で設定して(オートで)撮影できる、扱いやすいモードです。露出を変えることなく、シャッタースピードあるいは絞り値を好みで設定できるプログラムシフト機能もあり、被写体に応じて臨機応変に対応できます。
絞り(F値)とシャッタースピードの両方をご自身で細かく調整する、上級者向けの撮影モードです。ご自身の作画意図にしたがって、絞り値とシャッタースピードを自由に設定し、様々な創作表現をするときに使います。星景撮影、花火撮影、角型フィルターを使った撮影、高濃度NDフィルターを使った撮影などに使います。
イソ感度、またはアイエスオー感度と読みます。光を受けるイメージセンサーの感度を指し、ISO100やISO800などの数値で表します。値が大きいほど高感度となり、速いシャッタースピードや大きな絞り値でも適正な露出が得られます。感度を高くしすぎると、ノイズが増え画像劣化につながります。画質を最優先する場合には最も低い感度を選びます(拡張感度は例外です)が、シャッタースピードが遅くなるため、手振れに注意が必要です。